こんにちは、FX女子の“このは”です。
押し目買いと戻り売りで賢くトレードしよう!(1)で、押し目買いや戻り売りのメリットについてお話ししました。押し目買いや戻り売りは、テクニック的にも心理的にもメリットがあって、トレンドフォローにはもってこいの手法です、という内容でしたね。今日はその具体的なテクニックについてお話します。
押し目買い・戻り売りのエントリーのタイミング
まずはじめに悩むのが、『どこでエントリーすればいいの?』『どこが押し目・戻し目なの?』ということ。あとから見れば、ダウ理論通りキレイにジグザクと山と谷を作っている、と分かっても、チャートが動いているまさにその瞬間に、『ココが谷だ!山だ!』と断定することはなかなか難しいものです。
たとえば、上昇トレンドの場合、トレンドラインに接地した部分(=谷)ピッタリで反発して、また上昇していく・・・という分かりやすい相場が理想ですが、『ラインを下抜いたのにまた上昇した・・・』とか『ラインに接地する前に、反発して上昇を始めた・・・』という、なんとも掴みにくい状況がほとんどです。
そこで、どうするかというと・・・反発しかけた瞬間を狙うんです。
正確にどこで反発するかなど分からないのですから、実際に反発した瞬間にエントリーすればいいのです。でも、『反発したと思ってエントリーしてるのに、うまくいかない!』という声も聞こえてきそうですね・・・。確かに、反発したと思ったのに、小動きにもたついたあと、さらに逆行していった・・・というパターンは、私もイヤというほど経験しています。笑
必殺・平均足!
そこで!ここで私が見ているもの・・・それは、平均足です。平均足とは、ローソク足と違って、相場の値動きを平均化して表示したもの。たとえば、ローソク足だと、『1本目は10pips動いて、2本目は2pips動いて、3本目は12pips動いた』というのを、そのまま表しますが、平均足の場合は、『平均して、8pipsずつ動いた』と表します。
また、特にココが大事なのですが、『平均化した結果、今は上昇しているのか?下降しているのか?』を分かりやすく色で示してくれるのが平均足のイイところ。今、上昇と下降のどちらの流れが強いのかが一目で分かるので、ホント便利です。ローソク足と平均足の切り替えはチャート上で簡単にできますので、『初めて知った!』という方はぜひ見てみてください。
押し目・戻し目の見極め方
話を戻しまして、反発の瞬間には、そう!この平均足の色が変わるんです。たとえば、上昇トレンドで、上昇=赤、下降=青だとすると、反発した瞬間、平均足が青から赤に変わります。
たとえば上昇トレンドの場合、この瞬間を谷として、買いでエントリーするんです。また、平均足だけだと難しい・・・という方は、MACDを絡めてエントリーする方法もオススメです。平均足のだけを使った場合よりも反応は遅くなりますが、成功率は上がります。(もちろん、何度も練習してエントリーの精度を上げれば、平均足のみでもできるようになります。)
ちなみに、利食いは好きなところでOKですが、トレードの腕を上げたいなら、○○帯に注目!で書いたように、高値安値、節目などの抵抗帯を意識して決済するか、次のジグザク(上昇トレンドなら次の山の部分。同じように平均足の色で判断できます)で決済するようにします。
エントリーポイントが明確ですし、練習を重ねるごとに精度も上がっていきます。この方法はかなりオススメなので、ぜひトライしてみてくださいね。
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