FX女子“このは”の初歩からやさしいFX手法

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FXは感情の逆をいかないと勝てない・・・プロスペクト理論って?

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こんにちは、FX女子です。 いきなりですが、想像してみてください。

100万円あげます

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今、あなたの目の前に100万円があります。このお金はすべてあなたのものです。 ただし、あなたはこのお金を受け取る日を選ぶことができます。

1.今日、受け取る 今日受け取るなら、目の前の100万円は無条件ですべてあなたのものになります。

2.3日後、コイントス後に受け取る 3日後にコイントスを行います。 表⇒目の前の100万円は200万円、つまり2倍に増えます。 裏⇒今目の前にある100万円は没収です。 つまり、3日後に受け取るなら、200万円になるかもしれないけど、すべて無くなるかもしれないということです。

あなたは、今日確実に100万円を受け取る方を選びますか? それとも、3日後のコイントスまで待ちますか?

 

…この質問、今日受け取る、と答える方がとても多いんです。 確かに100万円より200万円の方がそりゃ嬉しいけど、全部なくなるよりは100万円だけでももらえた方がいいよね、という考え方ですね。

実はこれが、FXで利益を確定したくなるときの心理状態。 利益は、すぐに欲しくなる。いわゆる、「チキン利食い」笑。

200万円借金があります

では、その逆はどうでしょう?

今あなたには、借金が200万円あります。 仕方ないとあきらめていたあなたの元に、たった今、この借金を減額するチャンスがやってきました。

1.今日、減額する 今日、あなたの借金を無条件で100万円減額します。

2.3日後、コイントス後に減額する 3日後にコイントスを行います。 表⇒借金はすべて帳消し、つまりゼロになります。 裏⇒減額なし

想像してみてください。 どうですか?

今、借金を100万円に減額しますか? それとも、3日後のコイントスまで待ちますか?

人は損失そのものを嫌う

この質問、無条件で手に入る金額は同じ100万円なのに、さっきの質問とは逆に、3日後のコイントスを選ぶ人がとても多いんです!

人は、利益があると【目の前の利益】を優先し、損失があると【損失そのものを回避すること】を優先するんですね。これ、行動経済学ではプロスペクト理論っていいます。

これ当然といえば当然で、たとえば石器時代、今目の前に食べ物があるのに食べなかったら、いつまた食事にありつけるか分からない、だったら今のうちに食べておこうよ、っていう。

逆に、今日は獲物が捕れなかったけど、もう少し粘れば捕れるかもしれないから、空腹に耐えて頑張ろうよ、そしたら獲物が現れるかもしれないよ、っていう。

ただ、もしも空腹のままいつまでも獲物がとれなかった場合、結果的には生きていけないわけですが、それでも空腹のままでじっとしていることはできないんですね。

損大利少

人は本能的に【損大利小】。でも、これを市場に持ち込むと勝てないんです。 なぜなら、上がるか下がるか、確立は常に2分の1だから。

利益が乗ったらすぐ利確するのに、損失が出ると損切りできない。 例えば買いで入ったなら、上がればポジションを閉じるのに、下がったときは閉じない。常に確立は2分の1なのに、これでは偏った結果になって当然ですよね。

かくいう私も昔は例に漏れず、この罠にはまってしまっていたわけですが…

『大衆は常に間違っている』とよく言われます。それは、多くの人が起こしがちな行動パターン、つまり損大利少をしていたら、トータルでは勝てないということ。

人の感情の逆をいかないと勝てない、つまり、感情に流されるうちはFXでは勝てない、ということを、ぜひしっかり頭に入れておいてくださいね。


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