こんにちは、FX女子の“このは”です。
【FXインジケーター祭り】第8回目は、指数移動平均線(EMA)です。
移動平均線については、今さら聞けない・・・移動平均線ってなんだっけ?っていう記事で書いてたんですが、よく考えたら、私、移動平均線(MA)よりも指数移動平均線(EMA)をよく使うので、今日は指数移動平均線(EMA)のお話をしようと思います。
移動平均線よりも、速く敏感に反応する
移動平均線(MA)は、25日間とか、60日間とか、ある一定の期間の終値を全部足して、日数で割ったもの、つまり、名前の通り『平均』値を線で結んだ線のことでしたね。
これに対して、指数移動平均線(EMA)は、計算式がちょっとだけ複雑です。どういうことかというと、直近の終値をより重視するんです。一定期間全体を平等に足した平均ではなく、直近の終値をひいきして、直近寄りの平均を出してるってことです。
このため、移動平均線(MA)と指数移動平均線(EMA)を同時に並べてみると、反応の速度や動き方が、微妙に変わってきます。
↑緑が移動平均線(MA)、オレンジが指数移動平均線(EMA)です。
オレンジの方が、より速く、より大きく動いているのが分かりますね。
ポジションを長く持つ、ロングトレードなら、移動平均線(MA)の方が確実な場合もありますが、デイトレやスキャルピングなど、短い時間軸でのトレードなら、断然、指数移動平均線(EMA)を使うことをオススメします。
なぜなら、時間軸が短いと、『インジケーターが反応した頃には、すでにトレンドが終わりかけてた!』なんてことも起こりやすいからです。反応が早ければ、それだけ早く対応できるということ。
ちなみに、EMAを使ったトレードでオススメは、EMA10とEMA20のゴールデンクロス&デッドクロスを使ったトレードです。
・EMA10がEMA20を上抜いて(ゴールデンクロス)、かつローソク足がEMAの上に合ったら、買いでエントリー
・EMA10がEMA20を下抜いて(デッドクロス)、かつローソク足がEMAの下に合ったら、売りでエントリー
これだけです。とってもシンプル。
動きが早い分、ダマシにあう確立も高まりますが、小さくちょこちょこ抜いていく、つまり勝ち逃げする分には、EMAって意外と使いやすいですよ。
Comments are closed